2015年04月09日更新

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消防救助技術大会
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 ここでは、救助隊が主に使用する車両と資機材を紹介します。


 救助工作車

 救助工作車とは、救助隊が搭乗する消防車両で、さまざまな救助活動を行うことができる救助資機材を搭載しています。

救助工作車 正面 正面
救助工作車 左側面 左側面
救助工作車 右側面 右側面
救助工作車 後部 後部
救助工作車 上部 上部
写真の救助工作車は、「中野救助1」です。

 岳南広域消防本部で所有する救助工作車は、次のとおりです。

中野救助1
設置場所
中野消防署
購入年月日
2006年3月
メーカー
日野レンジャー
乗車人員
6人
排気量
7700cc
総重量
約12.0t
山ノ内救助1
設置場所
山ノ内消防署
購入年月日
2003年12月
メーカー
三菱ふそう
乗車人員
6人
排気量
5300cc
総重量
約5.6t


 車両付属救助機材

 救助工作車にはさまざまな資機材が搭載されていますが、ここでは主な資機材を紹介します。

   クレーン 

クレーン クレーン操作盤

 主に重量物の排除を行う場合に使用します。
   車両後部に設置してあり、リモートコントロールで操作することも可能で最大2.93tの重量物を持ち上げることができます。

 照明 

照明 照明操作盤

 夜間の災害現場等で使用します。
   車両上部に設置してあり、1コ600Wで4灯合計2400wが設置されています。(400mぐらい先まで見渡せる明るさです。)
 小型なのに、非常に明るいのが特徴です。

 オートルーカス 

オートルーカス オートルーカス使用風景

 交通事故などで、自動車の車内に閉じ込められた人を救助するため、挟まれているところを広げたり、切断して救助を行う資機材です。
   車両左側に設置してあり、最大20m伸びます。

 ウインチ 

ウインチ(前方) ウインチ(後方)
前方ウインチ 後方ウインチ

 交通事故現場で救助の際、衝突した車両を引き離す等の活動を前・後ろのどちらからでも安全に行うことができます。
   車両前後に設置してあり、前方は油圧式、後方は電気式となっています。
 どちらも最大5tまで引くことができます。

 オートハイドレックス 

オートハイドレックス オートハイドレックス使用風景

 120リットルの水タンクを車両中央部に装備し、少量の水でも効率的な消火活動ができ、車両火災等の初期消火活動に威力を発揮します。
   車両右側に設置してあり、ホースは50m伸びます。
 泡薬剤を放水することも可能です。


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