2019年02月01日更新
ここでは、救急車と救急救命士が主に使用する資機材を紹介します。
救急車
高規格救急車とは、救急処置ができる機材及び装置などが搭載されていて、高度な救急処置ができる救急救命士が搭乗しています。
また、通常の救急車に比べて、救急処置の拡大に対応するために車内のスペースが広くなっています。
正面
左側面
右側面
後部
上部
内部
内部
※
写真の高規格救急車は、「中野救急1」です。
岳南広域消防本部で所有する高規格救急車は、次のとおりです。
中野救急1
配置場所
中野消防署
購入年月日
2016年3月
メーカー
トヨタ自動車
乗車人員
7人
排気量
2700cc
総重量
約3.2t
中野救急2
配置場所
中野消防署
購入年月日
2007年3月
メーカー
トヨタ自動車
乗車人員
7人
排気量
2700cc
総重量
約3.2t
山ノ内救急1
配置場所
山ノ内消防署
購入年月日
2016年3月
メーカー
トヨタ自動車
乗車人員
7人
排気量
2700cc
総重量
約3.2t
山ノ内救急2
配置場所
山ノ内消防署
購入年月日
2009年2月
メーカー
トヨタ自動車
乗車人員
7人
排気量
2700cc
総重量
約3.2t
志賀救急1
配置場所
志賀分遣所
購入年月日
2012年9月
メーカー
トヨタ自動車
乗車人員
7人
排気量
2700cc
総重量
約3.2t
豊田救急1
配置場所
豊田消防署
購入年月日
2011年12月
メーカー
日産自動車
乗車人員
7人
排気量
3500cc
総重量
約3.2t
2B型救急車とは、傷病者2名を搬送することが可能な救急車です。
また、現在、救急救命士が行う高度な救急処置に対応するための高規格救急車が増え、2B型救急車の数は急速に減っていますが、以前は標準的で主流の救急車でした。
なお、岳南広域消防本部では、この2B型救急車へも救急救命士が搭乗することがあります。
正面
左側面
右側面
背面
上部
内部
内部
※
写真の2B型救急車は、「岳南救急1」です。
岳南広域消防本部で所有する2B型救急車は、次のとおりです。
岳南救急1
配置場所
消防本部
購入年月日
2004年12月
メーカー
トヨタ自動車
乗車人員
7人
排気量
3400cc
総重量
約2.9t
救急救命士が使用する資機材
救急救命士が主に使用する資機材を紹介します。
半自動除細動器
半自動除細動器
AED
AEDマークにカーソルを合わせると拡大したマークを表示します。
心臓に電気ショックを与え、「心室細動」等から正常な心臓のリズムに戻すための器械です。
一般住民向けのAEDと比べ大きいですが、多機能でモニター画面により心電図を見ることができます。また、血中の酸素濃度や呼気中の二酸化炭素濃度測定の機能もあります。
なお、写真上が救急救命士などの医療従事者のみが使用できる「半自動除細動器」で、写真下が一般住民の方も使用できる「自動体外式除細動器(AED)」です。
のマークがある場所には、AEDが設置されています。
なお、AEDマークには、上記のマークと異なるものもあります。
次のホームページでは、AED等の情報のほか、AED設置場所検索ができます。
財団法人日本救急医療財団
気道確保用器具
(ラリンゲアルチューブ、挿管チューブ)
ラリンゲアルチューブ
のどと食道入口付近で風船が膨らみ、食道をふさいで肺に空気を送り込む器具です。
挿入管チューブ
気管に直接チューブを挿入し、肺に空気を送る器具です。
救急救命士は、挿管チューブの使用にあたり、病院の手術室において、患者の同意を得て、麻酔科医師の指導の下、30症例以上の実技研修を行い認定を受けます。
※
この実技研修については、皆様のご協力をお願いします。
点滴用器具
病院で行う点滴と同じものです。
アドレナリン
(薬剤)
平成18年4月から救急救命士による使用が認められた薬剤です。
心臓が止まってしまった傷病者に使う強心剤です。
救急救命士がすべて使えるわけではなく、170時限以上の追加講習と病院内実技研修を修了し、認定された救急救命士のみが使用できます。
喉頭鏡
ハンドルとブレードで構成され、喉頭を展開し、口腔内、咽頭、声門を確認する器具です。
マギール鉗子
口腔内の異物を挟んで取り除く器具です。
人工呼吸器(バックバルブマスク)
マスクを密着させ、バックを加圧することにより人工呼吸が可能な器具です。
呼吸が弱い方にも補助として呼吸をさせることができます。
自動吸引器
口腔内の異物、粘液を吸い取る器具です。
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