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◇ 長野県消防救助技術大会

2017年07月05日更新
第36回長野県消防救助技術大会に出場しました。

 平成29年6月17日(土)、「第29回長野県消防救助技術大会」が、長野県消防学校(長野市)で行われました。

 この大会は、救助技術の高度化に必要な基本的要素を練磨することを通じて、消防救助活動に不可欠な体力、精神力、技術力を養うとともに、県下の消防救助隊員が一堂に会し、競い、学ぶことを通じて、他の模範となる消防救助隊員を育成することを目的としています。
 また、市民に消防の技術の高さ、力強さ、優しさをアピールするとともに、未来志向の大会とすることを目標としています。

 ロープブリッジ渡過 

 
 
 ロープブリッジ渡過とは、水平に展張した渡過ロープ20m(往復40m)を、往路はセーラー渡過、復路をモンキー渡過し、所要時間が評価されます。
 これは、ロープ渡過の基本的な訓練です。

 岳南広域消防本部からは、1名が出場しました。


 ほふく救出 

 
 
 ほふく救出とは、3人1組(要救助者を含む)で1人が空気呼吸器を着装して長さ8mの煙道内を検索し、要救助者を屋外に救出した後、2人が安全地点まで搬送し救助するまでの、安全確実性と所要時間が評価されます。
 これは、ビルや地下街等で煙に巻かれた人を救出するための訓練です。

 岳南広域消防本部からは、1組3名が出場しました。


 ロープブリッジ救出 

 
 
 ロープブリッジ救出とは、4人1組(要救助者を含む)で2人が水平に展張された渡過ロープ(20m)により、対面する塔上に進入し、要救助者を救出ロープに吊り下げてけん引して救出した後、脱出するまでの安全確実性と所要時間が評価されます。
 これは、要救助者を隣の建物等から進入し、救出することを想定した訓練です。

 岳南広域消防本部からは、1組4名が出場しました。


 障害突破 

 
 
 障害突破とは、5人1組(補助者を含む)で4人が緊密な連携の下、一致協力して「乗り越える」「登る」「渡る」「降りる」「濃煙を通過する」の基本動作により5つの障害を突破するもので、安全確実性と所要時間が評価されます。
 これは、災害現場の様々な障害を想定した訓練です。

 岳南広域消防本部からは、1組5名が出場しました。



災害から人々を  
  守るために・・・

 今大会では、関東地区指導会及び全国大会への出場を果たすことができませんでした。
 しかし、私たち救助隊員は「人命救助」という強い使命感を持ち、住民の生命、身体及び財産を守るため、日夜厳しい訓練に励んでいきます。

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